新卒で入社して以来リサーチャーとして経験を積み、2年前から営業を担当しています。調査会社の営業というと、初期のヒアリングや見積もり、スケジュール調整までを担当し、実際の調査設計はリサーチャーが行うイメージをされる方も多いと思いますが、DMI の営業はリサーチ経験者が経験を活かし、クライアントのマーケティング課題に対し、相談を受けたその場で最適なアプローチ方法をスピーディに提案することが求められます。
DMIでは、社内にリサーチの専門職がいるようなクライアントから相談を受ける事がよくあります。クライアント側のリサーチ専門職の方でも解決できないような難題が多くあります。例えば、「本当によいCMとはどんなCMか?」といった抽象的なテーマをリサーチする依頼をいただいたことがあります。
通常であればWeb調査が主流ですが、このケースでは対面式で「CMの中で何が記憶に残っているのか」を丁寧にヒアリングする方法がCMの良さを深く探れるのではないかと仮説をたて、あえて旧来の方法である訪問面接調査を提案し、実行ました。その結果、Web調査では到達できないインサイト(よいCMの共通点)を発見し、クライアントの売上に貢献することができました。
自分たちの仮説に基づく調査の提案が、クライアントの施策に反映され、市場の反響につながったと実感した時は感慨深いものがありました。
私は、リサーチ手法を網羅的に自分に取り込むように意識しています。新しいリサーチ手法を提案に取り入れるにはリスクがあります。まずは自ら体験し、注意点や費用感、スケジュール感を理解してから、チームと共有し提案に反映させることをポリシーにしています。
最近では、ニューロマーケティングに関心を持っています。脳科学や生体反応で消費者心理や行動の仕組みを解明することは、言語化できない商材や感覚的に選択されている商材に対する調査に有効だと考えています。
DMIには同じ興味を持つ者同士で研究会やプロジェクトを立ち上げる文化があります。ニューロマーケティングに関しても研究会があり、社内で先端リサーチのノウハウを共有しています。11月にはフランスで行われるESOMAR「Qualitative2015」という定性調査の研究発表会に参加する予定で、こちらからも最先端のリサーチノウハウを収集します。
DMIには、多種多様なクライアントを担当する機会があります。そのため、知識の幅と深さを同時に追求することができます。
DMIに、色々な方が集うことでいい刺激となり、想像を超えるシナジー効果を生み出せると期待しています。
社会への影響力を肌で感じる仕事
チームから生まれた多彩なアイデアだから
クライアントの課題解決につながる
リサーチのグローバル化をDMIが推進する
数字に留まらない、
施策立案できるデータアナリストになる