リサーチャー

小さな野望から
新たな道を切り拓いた
新米リサーチャーの挑戦
2017年 入社

PROFILE

人材派遣会社で、約4年間を営業に打ち込み、評価もされた。しかし、より確固たるスキルを身につけたいと考え、転職活動をスタート。学生時代は経営学部でマーケティングを学んでいたことから、リサーチ業界のスキルに興味を持つ。全くの未経験だったが、面接で「今までの経験を生かし、DMIで新しい営業スタイルを築いて欲しい」との言葉に心が動き、DMIへ入社。

入社1年目
中途入社でありながら、研修やフォローが充実していて、手厚い教育制度になにより驚いた。デジタルソリューショングループに配属され、最初は新サービスの営業を担当していたが、DMIに入ったからにはリサーチ経験も積みたいと志願し、リサーチ案件に携わるようになる。

現在の仕事

私の所属するデジタルソリューショングループでは、最先端のログデータを活用した、デジタルリサーチを担当しています。オンライン上には、行動、位置、購買といった様々なログデータが存在します。ここでは単純にそうしたログデータの測定・分析だけでなく、テレビの視聴データやアスキングデータなどを掛け合わせて分析する案件が多いです。例えばCMの効果測定によって、ブランド好意はどうリフトアップするか、購買に向けた行動変容にどう影響を及ぼすのか。そうした問いに対して、広告への接触回数をアクセスログで取得し、購入動機をアスキング調査で聞き込むことで、より緻密な効果分析を得ることができます。

クライアントは、金融業界から様々なメーカーまで多種多様。こうしたクライアントの課題解決に向けて、様々なデータを掛け合わせて「発見」することが求められる仕事です。それが次の戦略やアクションにダイレクトに繋がることも多く、責任は重大ですが、とてもやりがいのある仕事であることを日々実感しています。

今まで心に残った仕事上の
エピソードとは?

ある食品メーカーの携帯用菓子の新商品需要調査。デジタルとは離れてしまうのですが、リサーチの幅を広げる一貫として、私が任された仕事でした。
具体的には、大学生と社会人を集めたグループインタビューの実施。リサーチャーになりたての私が最初に感じたのが、周りのメンバーがスムーズに行なっている調査プロセスが、こんなにも大変なのだということ。全体のストーリーを考え、質問設計をすることの難しさ。対象者のリクルーティングなど運用に関わる調整の大変さ。試行錯誤を繰りかえしながら、先輩のサポートもあって、なんとか2日間にわたるインタビューをスタートさせることができました。

期待の大きい新商品なだけに、当日は開発者や営業などの多くのクライアント関係者が見守る中でのスタート。ところが、1日目の参加者の評価は、正直よくありませんでした。味や形状など、様々な改善要望も挙がる結果となったのです。調査終了後、すぐさまバックヤードでは商品会議が始まりました。そして2日目は、参加者の声を反映した試作品で臨むことが決定。私もその変更に合わせて質問項目や資料の急遽修正を行いましたが、なによりその意思決定の早さには驚かされ、なんとか先方の力になりたいとより強く思いました。
2日目のインタビュー終了後、改善した試作品の評価は高く、ホッとしたのも束の間、クライアントは私からの報告を受けて、再度、熱のこもった商品会議を始めたことは言うまでもありません。ただ立ち会うだけでなく、参加者の声の分析を即座に求められる場面も多々ありました。まさに開発チームの一員となって新商品が世に出るまでのプロセスに携わり、リサーチャーとしての存在意義を強く実感した最初の案件となったのです。

DMIの強みとは?

実は、学生時代、お菓子の新商品を開発したいという小さな夢がありました。振り返れば、大学でマーケティングを学んだのも、その想いからかもしれません。しかし、最初の就職は全く別の業種へ(笑)。そしてDMIへの転職を経て、先ほど話した、夢の実現に繋がるプロジェクトに参加することができました。
ですが、DMIへの入社当時の立ち位置は営業。デジタルソリューション部に配属後は、電通からデジタルリサーチの引き合いがあれば、私も同行して新しいデジタルサービスを説明してまわり、感触も良かったことで、充実した日々を過ごしていました。

ですが、リサーチ業界に入ったからには、リサーチという強みを身に付けたい。先輩リサーチャーの仕事ぶりを見るほどに、その想いはふくらみました。そして面談で想いを上司に伝えたことで、リサーチャーとして成長する道筋が開けたのです。

デジタルソリューション案件を通じて、先輩リサーチャーのサポートからスタートし、2ヶ月で案件を任されました。現在では、デジタルから従来型調査まで、様々なリサーチ手法を経験している真っ最中です。そして、ゆくゆくはお菓子や身近な商品に携わり、商品開発から効果検証までもを任される存在になっていきたい。そんな夢の実現が、仕事へのモチベーションにもつながっています。

1日の流れ

  • 9:30 出社

    起床後は時間をかけて準備することで、出社後は気持ちを切り替え、効率よくスピーディーに仕事に取り組むことを心がけています。

  • 10:00 資料作成

    担当案件の調査実施に向けて、調査項目のクリーニングを行い、調査票を準備するなど、12時からの打ち合わせ資料をまとめます。

  • 12:00 電通本社にて打ち合わせ

    調査についての打ち合わせ。テレビCMをはじめとした幅広い効果測定が求められるため、調査項目や進め方を念入りに確認します。

  • 13:30 汐留でランチ

    電通本社に通っているうちに、お気に入りのお店ができました!この日は時間に余裕があったので、ゆっくりできました。

  • 16:00 面談

    半期に1度の振り返り面談の日。目標に対する成果をチームリーダーに報告。振り返ると、多くの担当者と案件に取り組んだ結果、ネットワークが広がったことも、大きな成果として認めてもらいました。

  • 19:30 退社

    夜はあえて友人との約束を入れることで、日中は集中して業務を行うなど、働き方は常に工夫しています。友人とはGWに行く海外旅行の計画を立てる予定です!

TEAM DMI で活躍するメンバーの声