リサーチャー

DMIには、いち早く
プロフェッショナルになれる
環境がある
2020年入社

PROFILE

当時大学で、地元産野菜のブランド戦略を考えたり、アメリカ留学中のインターンを経験する中でマーケティングリサーチの重要さを知り、DMIに興味を持った。その後、電通グループならではの「規模の大きな仕事」に携われること、その反面として求められるレベルも高く、そのレベルに達するための環境があることを知って、プロ意識の高さを感じたことが入社の決め手となった。

入社~現在
新人研修の3ヶ月間は、リサーチの基本となる「アスキング」と「アクチュアル」におけるリサーチ業務の基礎を学んだ。その後は集計、分析、レポーティングなど徐々にスキルの幅を広げ、クライアントと対峙しながら、リサーチ全体を推進するリサーチャーとなるべく日々奮闘中。

現在の仕事

入社後はリサーチャーとして、アスキングをメインとした広告の効果測定、商品の需要性調査、PR調査、ブランディング調査まで、幅広く担当しています。決められたクライアントや商材に縛られることなく、外食企業、素材メーカー、機械メーカー、サブスクリプションの動画サービス企業、スポーツの調査など様々な業界を見ることができるのが嬉しいですね。

そうした経験の中で感じるのが、ただリサーチをしてデータを提供するのではなく、リサーチを起点に生活者の潜在ニーズと、ビジネス課題や社会課題を連結させる力を持っているということ。まさに、世の中を解き明かす仕事であることを実感させられます。時に規模の大きさや難易度の高さゆえに困難もありますが、その分多くの刺激をもらいながら自らを鍛え上げ、いち早くプロフェッショナルになれる環境があると思います。

印象に残っているプロジェクトは?

入社1年目の時、初めてメインで担当させてもらった「投資に関する調査案件」が強く印象に残っています。

2020年、新型コロナウイルスの影響によって生活防衛意識が高まり、新たに投資を始める人がグッと増えました。そうした中で、クライアントは新たな投資サービスのローンチを進めており、市場にどんな変化が起きているのかを把握した上でターゲティングをしたいという要望でした。投資という専門性の高い領域なだけに「これは難易度が高いぞ」と初回ヒアリングで緊張が走ったことを思い出します。

初めての推進役ではありましたが、私がこだわったのは先輩の指示を聞くのではなく私なりの仮説をぶつけること。その日から私のフォロー役となった先輩とは毎日のように壁打ちの議論が続きました。社内での課題整理の際、「ここはこうだと思います」と伝えては、先輩から「いや、元となる調査を見るとこうだよね」「クライアントの課題はここだから、これは違う」……とダメ出しの日々。最初から思うようにはいかなくても、壁打ちを続けることで、多角的な視点を持つことの大切さ、一歩先を読む思考など、調査設計をまとめるためのイロハを学ぶことができました。
その後は、現状把握や将来予測に向けてどのようなデータが最適なのかをクライアントと調整し、性別、年齢、世帯年収などの属性で区切ったスコープで調査設計を行うことになりました。しかしそこでは、調査対象者が非常に少ないことが壁になったのです。サンプル数の確保や調査結果の回収など、タイトなスケジュールの中でまとめあげねばならず、担当チームとともに奔走し、そこで改めてチームで連携しながら推進する仕事であることを実感しました。
そうして最終的には、様々な意識調査から新たなサービスに繋がる示唆を提供することができ、評価は上々。その一方で、この時は自分の未熟さを思い知らされ、悔しさが残っていました。

しかし後日、クライアントからメールが届きました。そこには私たちのデータをもとにローンチに向けて着実な一歩が踏み出せたこと、さらに推進役だった私に向けて丁寧な感謝の言葉が綴られていたのです。振り返れば、半人前な私を認めていただけたのも、チームを引っ張り、目標に向かう達成感を実感したのもこの案件が初めて。これで心を切り替えることができ、もっと成長したい、もっと熱くなれる仕事がしたい、そう思わせてくれる案件になりました。

DMIの強みとは?

入社して印象的だったのが「感謝」の言葉。「ありがとう」「お疲れさま」など、感謝をしっかり伝えてくれる先輩が多いことに驚きました。実は、新人1年目のほとんどが在宅勤務だった私はその小さな感謝の言葉にいつも励まされたのです。日々の仕事でつまずかないためにもこの様なコミュニケーションが自然と交わされるのは良い文化だと思います。今思えば、DMIの仕事はチームワークが重要で、「この人のためにやろう」といった人を起点に仕事が動いていくからこそ「ありがとう」を自然に言える人が多いのではないでしょうか。技術やスキルだけでなく、そういった人間力の高さもDMIの強みです。

また、何より若手にとって嬉しいのは、成長に向けた環境を与えてくれること。在宅勤務で上司や先輩とリアルに会う機会が少ないからこそ、積極的に話しかけることを心がけ、その中で「将来のキャリアについて」「今やりたいこと」などを伝えていました。その結果、様々な挑戦の機会を与えていただき、それが私の成長の糧になっています。まだまだ至らないことは多々ありますが、「やると決めたら、納得いくまでやりきる」をモットーに、自らの成長をもってDMIに貢献していきたいと思っています。

1日の流れ

  • 9:00 始業

    チームのチャットに朝の挨拶とともに、体調の報告、在宅・出社のどちらなのかを送信することが始業の日課です。今は10案件ほど抱えていることもあって、スケジュール管理が非常に大事で、その日のタスクを整理して優先順位を必ずつけるようにしています。

  • 9:30 提案書・企画書作成

    午前中の方が頭は冴えているので、調査票作成、クライアントの課題感を受けての提案書、企画書作りに時間を充てています。

  • 13:00 自宅で手作りランチ

    在宅時のご飯は自炊。最近はパスタも市販のソースから手作りミートソースにレベルアップしました。東京での一人暮らし以前は仙台の実家だったので、いつでも出てくるゴハンのありがたみをしみじみ感じる瞬間です。

  • 14:30 打ち合わせ事前準備

    明日、クライアントから報告会をオフラインで行うため、事前準備のため会社へ。入社時点では、コロナ禍によって在宅勤務ばかりだったので、入社してすぐ覚える印刷やコピーのやり方も1年目を過ぎたあたりで知りました(笑)。なので余裕を持って準備しています。

  • 16:00 打ち合わせ

    準備の合間に、別案件の調査票の打ち合わせへ会社からオンラインで参加。調査票のフィードバックを忘れないうちに終わらせてしまいます。

  • 19:30 帰宅

    今年の2月から始めた趣味で、仕事が終わって夜ランニングをしています。在宅だと1日動かず歩数を見ると100歩程度になっていたことに危機感を感じ、1日2キロを目標に全力で走っています。

TEAM DMI で活躍するメンバーの声