集計解析

集計解析から
デジタルリサーチへ挑戦
幅広いデータを扱い
より精緻な効果検証の
実現を目指して
2014年 入社

PROFILE

大学時代はマーケティングを専攻し、企業課題を解決に導くプロセスを学ぶ中で、その裏付けとなるリサーチの重要性を知る。就職活動もマーケティングを軸に、メーカー、リサーチ会社などを見ていたが、一番社員を大切にする姿勢を感じたのがDMIだった。

入社1〜3年
集計解析グループに配属。集計解析とは、調査の回収データを様々な統計ツールを用いて、集計・分析する仕事。単純集計やクロス集計で経験を積み、統計解析や多変量解析等の高度なデータ分析も行いながら、データ集計のプロフェッショナルを目指す日々。

入社4年目
電通のデータテクノロジーセンター(DTC)に出向。Webマーケティングのスペシャリスト資格であるWeb解析士を取得して次なるステップに挑むも、圧倒的な力不足を実感。受験勉強以来のインプットに無我夢中で取り組み今に至る。

現在の仕事

より集計解析の仕事を広げていくために、現在は電通に出向し、デジタルリサーチ領域となる大手通信機器、消費財メーカー、人材企業など、多種多様な企業が発信する広告の効果検証を担当しています。例えば、対象ブランドのデジタル広告への接触回数をアクセスログで取得。さらにその対象ブランドへの利用意向をアスキング調査にかけることで、2つのアプローチから、より精緻な広告の効果検証を行なうことができます。

ネット上だけでなく、テレビやラジオといった広告における接触データも取得できることから、より戦略的なコミュニケーション施策に直接活用される点が、他のリサーチ会社とは異なる点です。これまで以上に、膨大なデータからの分析が求められるため、「これが効果をあげられるデータなのか」など、常に論理的思考とともに分析のための発想力が必要な仕事だと感じています。さらに、今後は購買行動、SNS行動、意識価値観といった多彩なデータと掛け合わせることで、解決できる範囲はどんどん広がっていますので、変化とスピードに満ちあふれ、優秀なプランナーと肩を並べて熱い議論ができる環境は、とても刺激的。日々仕事を通して成長を実感しています。

今まで心に残った仕事上の
エピソードとは?

リサーチは、新たな広告戦略の突破口になる。それを、改めて実感したプロジェクトが印象に残っています。それは、私が電通に出向して最初の案件でもある、インパクトあるテレビ広告や動画広告を広く展開する成長企業の案件。その広告プロモーションが、どんなブランド評価に繋がっているのを検証してほしいというプロジェクトでした。

意思決定の早い企業なだけに、タイトなスケジュールで検証しなければならず、私は慣れない中で膨大なデータと格闘し、対象となる広告接触状況をなんとかレポートにまとめ上げました。ところが、電通メンバーにレポートを確認してもらうと、ありきたりな情報しか見えてこないことを指摘されました。データには正確性もあり、納品までの時間もない。私は正直、このままでも十分満足な結果ではないかと思っていました。
しかし、チームで議論を重ねた結果、新たに集計方法からすべてを見直そうという結論に。この先どんなメディアプランニングが求められるのか、一歩先まで踏み込んだ仮説を立て、対象となる広告接触データや調査内容もグッと広げ、チーム総動員で膨大なデータの可視化と分析に取り組みました。

数日後、クライアント幹部も出席した報告会では、要件となる広告検証結果とともに、新たなデータや分析モデルから見出した示唆を盛り込んだレポートを報告しました。すると、キーマンの幹部の方から「これは面白い。新たな突破口になるね」と一言。そこからは活発な意見が飛び交い、未来を感じさせる報告会になりました。会の終わりには、クライアント担当者から「本当にありがとう」とみんなにハイタッチ。まさにドラマのような達成感を味わいながら、クライアントのためにここまでやるのかという電通クオリティを体感し、私はこういう仕事がしたかったんだ、と心から思える印象的な案件になりました。

DMIの強みとは?

入社前に感じた、「温かみのある社風」は今も私の中で変わっていません。入社してからは、特に仲間として助け合う温かさを感じています。現在の部署はこれまで以上に高い専門性が求められるビッグデータも扱う領域。それだけに、日々多くの相談や質問が私に押し寄せます。そのため、出向当初はその多くが自分で解決できない問題ばかり。そんな時には、高度な専門スキルを持つDMIの先輩やデジタル領域に強い同期に何度も助けられました。また、出向して孤軍奮闘する私を気遣い、頻繁に連絡をくれた先輩たちにも精神的にどれだけ助けられたことか…。

今でも、学ぶべきことは日々数多くありますが、仕事のペースも掴み、頼られる存在として、成長していきたいと考えています。DMIや電通で頻繁に行われていている勉強会では、統計学の分野を重点的に学んだり、データマイニングに必要な開発言語であるSQLを学んだり…。まずは、デジタル領域、ビッグデータ領域といった確固たる強みを身につけ、仲間に頼られる存在となること。
このような成長機会を存分に与えてくれたDMIに貢献をしていきたいですね。

1日の流れ

  • 8:30 出社

    週に一度、朝活としてDTCで実施されている統計学の勉強会に参加。朝に勉強すると、複雑な内容もスッと理解できます。

  • 9:30 業務スタート

    必ず1日のタスクを整理する時間をとっています。今は打ち合わせが多いので、空いている時間に何をやるべきか、最初に決めておくと効率良く動けます。

  • 10:30 社内打ち合わせ

    営業やクリエイティブなど、電通の他部署との打ち合わせ。1日に3〜4本の打ち合わせが入ることも珍しくありません。

  • 13:00 ランチ

    同僚と誘い合って食べることが多いです。忙しい時は、コンビニエンスストアで買って自席で済ませることも。

  • 14:00 デスクワーク

    打ち合わせを受けて、忘れないうちに議事録にしたり、調査票やレポートを作成します。

  • 18:30 退社

    水曜はノー残業デーと決めています。最近はボードゲームにハマっていて、同僚とボードゲームカフェに行くことが多いですね。

TEAM DMI で活躍するメンバーの声