レポーティング

“意味のある”レポートで
クライアントのビジネスを
加速させる
2022年入社

PROFILE

大学時代にマーケティングを学び、ゼミでコーヒー自販機の利用促進に向けたマーケティングリサーチを経験。自ら立てた仮説どおりに売上は伸びず、リサーチを通じて消費者行動を理解することの重要性を知った。就職活動では、多くの商品・サービスの裏側にマーケティングリサーチが行われていることから、リサーチ業界に将来性を感じ、その中でDMIと出会った。電通とのパートナーシップによる多彩な業界の案件を手がけ、データの取得・分析だけではない多様なソリューションを展開していることを知り、多くの選択肢があるDMIに魅力を感じて志望した。

入社1年目~現在
新人研修で3カ月みっちりと調査の基礎を学び、レポーティンググループへ配属。すぐに実際の案件を担当させてもらい、先輩とともに報告書を作成するところからスタート。実践を通して、報告書の役割、必要なスキル、齟齬のないコミュニケーション方法などを学び、早い段階で独り立ちして仕事を任せられた。現在は、大型案件や難易度の高い案件の報告書を任されるなど、経験の幅を広げている真っ最中だ。

現在の仕事

私の所属するレポーティンググループでは、リサーチ案件の最終段階として、クライアントへの報告機会に向けた「レポーティング(=報告書の作成)」を担っています。報告書とは、“数字”で出てきた調査データを、ドキュメントやグラフでよりわかりやすく整形・可視化したもの。だいたい30〜40ページのものが多く、大型案件になると100ページを超えることもあります。

報告書は、クライアントが戦略を立てる際に非常に重要なレポートとなるため、ただすべてを体裁よくまとめれば良いという訳ではありません。クライアントを理解し、データの見方を学び、消費者の心理・行動を言語化・図式化するスキルを磨き…、常に学び続けなければいけない領域になるため、日々の成長が実感でき、奥が深い仕事であることも実感します。

私がDMIを選んだ理由でもある、一つひとつの案件規模が大きかったり、生活者に身近な案件に携われるということは、日々実感しています。美容系の次は食品系だったり、行政系や国民的イベントなど、本当にバラエティ豊か。色々な企業の想いや挑戦を垣間見ながら仕事ができるというのは、すごく楽しいし、飽きない部分です。報告書という形で「生活者はこう考えていたんだ」という発見にワクワクしたり、リサーチを通じて、クライアントのビジネスを切り拓いていくところに貢献できるのも、DMIならではの仕事の面白さだと思います。

今まで心に残った仕事上の
エピソードとは?

レポーティングを担当してまだまもない頃、ターニングポイントになった出来事がありました。

配属当初に見た先輩たちの報告書は、とにかく見やすくて美しいと感じました。入社したばかりの私にもわかりやすい文章で納得できるし、レイアウトやグラフも一目で伝わるデザインで配色まで美しい。まずはそうした先輩たちの報告書をめざし、グラフの作図やレイアウトのイロハを先輩から学び、個人的にオンライン動画を見て学んだりして、レポーティングに活かしてきました。

そして、徐々に報告書の作成本数も増え、規模の大きな調査案件を担当した時のこと。担当リサーチャーからのフィードバックで「どこを一番伝えたいの?」と指摘されてハッとしたことがあります。当時の私は、時間の制約の中で何十ページもある報告書の全ページに力を注ごうとしていたことで、「本当にこのグラフでいいのか、どのページに一番言いたいことが書いてあるか、意味のあるコメントになっているか…」という本質よりも、体裁を整えることに注力してしまっていました。作成した報告書は、結果的に答えが伝わりづらいものになっていたのです。

その経験以来、私自身の報告書作成への姿勢は変わりました。これまではリサーチャーから共有された仕様書を自分の中だけで解釈して作業に入っていたのですが、もっとプロジェクトを理解したうえで取り組まなければいけないと考えました。そのため、調査目的、顧客特性、訴求ポイントなどをリサーチに関わる人へ自らヒアリングし、認識を合わせるなど、より積極的な姿勢を持つことを意識しました。報告書の構成も、答えを読み取るために、どのページが一番大切なのかを考えてストーリーを構成し、見せたい部分とのメリハリをつけるという、今のスタイルにたどり着きました。

正直まだまだ学ぶことばかりですが、経験豊富な方も多くいる中で、若手の自分にも何かができるはずだと試行錯誤しています。例えば、新たなデザイン手法であったり、効率の改善、業務の質の向上であったり、よりよくするためにはどうしたらいいか、クライアントのために何ができるのかという視点を大切に、新たな挑戦を続けています。

DMIの強みとは?

マーケティングリサーチには様々な業務があって、リサーチャーとしてクライアントから絶大な信頼を得ている人、データ分析のスペシャリスト、最先端のリサーチ技術に詳しい人など、多彩なプロフェッショナルが活躍しています。私も5年後はまったく違うリサーチ業務に関わっているかもしれない。そんな、成長する方向性がたくさんあることがDMIの強みの一つだと思います。

また、コミュニケーションが活発なのも魅力の一つです。私は入社以来、業務の大部分が在宅勤務だったので、チームにうまく馴染めるのか、わからないことが質問できるのかなど、不安はありました。ですが、チームのコミュニケーションを図るための毎日の朝会で、雑談、相談、仕事のヒントを共有しながら、チームに馴染みやすく、頼りやすい環境を作ってもらっているので、今では不安はありません。他にも、定期的に目標やキャリアを確認する場があったり、社内サークルで他部署の方とコミュニケーションがとれる機会にも恵まれています。

社内サークルでは、ゴルフサークルに所属しています。社会人になってからゴルフという新たな趣味が加わり、先日はメンバーと初のラウンドに行きました。在宅勤務やフルフレックス勤務により、仕事を早く始めて早めに終えれば、平日でも同期と飲みに行ったり、友人とライブに行ったりできるので、想像以上に自分の時間を有効に使えているなと思っています。こうした働きやすい環境があることも強みの1つですね。この環境のもとで、メリハリをつけて仕事に全力投球し、クライアントや社会に貢献していけるように、もっと自分自身を成長させていきたいと思います。

1日の流れ

  • 8:30 起床

    今まで朝食を食べないタイプでしたが、最近はしっかり朝食を食べて温かいお茶を飲んでいます。そうすることで目覚めも良くなるし、在宅勤務でも仕事モードにスイッチを切り替えられるようになりました。

  • 10:00 朝会

    チームの朝会に参加。在宅勤務で不足しがちなメンバーとの交流の場として、雑談から、TeamsやOutlookに関する「もっといい使い方ない?」というヒント共有、もちろん業務の相談もしたり…。気軽にお互いを知り合うことで、仕事のコミュニケーションもスムーズになるので、ありがたいですね。

  • 10:30 報告書の作成

    新規のリサーチ案件の報告書を作成するため、リサーチャーと電話で調査概要や集計データの確認をした上で、全体構成を考えていきます。

  • 12:30 お昼休み

    自炊がほとんどで、さっとできる野菜炒めや卵焼きなど、家にあるもので簡単に作ることが多いです。出社の時は、同期やチームメンバーとランチ会の予定を立てて、会社近くでランチをします。普段、家で済ませてしまうことが多いので、ランチ会がある日を楽しみにしながら出社しています。

  • 14:00 大型プロジェクトのミーティング

    今ちょうど大きな案件が動いていて、その定例ミーティングにレポーティンググループの先輩と2人で参加します。大きなチームで動いているので、ここでは自分の仕事を動かすことだけではなく、周りを動かすことを先輩から学んでいこうと思っています。

  • 15:30 報告書の修正

    進行している報告書作成の途中経過を担当リサーチャーに確認し合い、修正内容を確認して、最終作業を進めていきます。

  • 19:30 ゴルフの練習へ

    会社のゴルフサークルのメンバーとゴルフ練習場へ。先日、メンバーとコースでラウンドした時のスコアが残念な感じで(笑)、次こそはいいスコアを出そうと練習に励んでいます!

TEAM DMI で活躍するメンバーの声