リサーチャー

気づきや発見を大切に
時代の潮流に合わせ
変化し続けるリサーチを
2014年 入社

PROFILE

学生時代はマーケティングのゼミに所属。そこでDMIと大学との産学連携マーケティングプロジェクトに参加。数字の裏付けが戦略の説得力を増すということを肌で実感した。リサーチはどの企業でも役立つが、1つの領域にとらわれず、幅広い業界や商品・サービスを見ることができるDMIを選んだ。

入社1年目
集計解析グループに配属。多種多様な調査データの集計や分析を経験。リサーチの根幹となる“数字の見方”を身につけ、リサーチ結果から課題や傾向を読み取る面白さを知る。

入社2年目
集計解析からリサーチャーへ。FMCG(日用消費財)のクライアントを担当。いきなり大規模なブランド調査に主担当として携わるようになり、不安ながらも資料準備などのサポートからスタート。集計解析での経験が強みになり、クライアントからも評価いただけるようになる。

入社3年目〜
FMCGのクライアントからグローバルリサーチも任されるなど、経験を積むたびに提案の幅が広がっていくことがやりがいに。オンライン広告のログデータなどを扱うデジタルリサーチの部署を兼務するなど、貪欲に、新しい分野へのチャレンジを続けている。

現在の仕事

私が3年以上メインで担当しているのが、FMCG(日用消費財)の大手メーカー。商品のブランド戦略に関わる幅広いリサーチに携わっています。メインとなるのが、ブランドの評価調査。これは毎年大規模な定点調査を実施し、その年の動向を分析し、蓄積させていきます。そうすることで、新たなブランド戦略への活用や、世相の傾向等を予測するなどの目的で広く活用されています。

一方で、クライアントの課題は刻一刻と変化します。そのため、課題解決に向けて、このブランド評価調査の蓄積データをどう活用していくかという、新たな視点の発見も必要です。さらに、課題解決に向けた新たなリサーチ提案も求められます。そうしたコンサルタント思考でクライアントと向き合うのがDMIのリサーチャー。それが難しさであり面白さでもあると感じています。

今まで心に残った仕事上の
エピソードとは?

リサーチャーとして新境地を拓いたと感じたのが、初のグローバルリサーチ。これは私が担当するFMCGメーカーが、東南アジアへの海外事業拡大に向けた現地調査を行いたいという内容で、私が調査企画から現地での実査のディレクション、報告までをメインで担当させてもらいました。

実際の生活者の声を非常に大切にされているクライアントなだけに、メインで実施したのが、一般家庭のリアルな生活を探る訪問調査。私も何ケースかお宅訪問に立ち会って調査を行ったのですが、日本とは異なる文化にまず驚かされました。例えば、該当調査エリアでは、統計的にも家族数が多く、実際に30人近くが狭い家に住んでいたケースがあったり、台所、トイレ、お風呂といった、ライフスタイルを象徴する場所の使い方や掃除の意識も日本とは大きく異なりました。また、生活用品に対する捉え方も、購入場所はどのように使い分けているのか、日本ブランドの優位性があるのかなど、日本での感覚があてはまらないことも多々…、そうした調査を通じて、現地の空気感とともに、生きた情報を収集していきました。

クライアントへの報告会では、日本の型が当てはまらない国での歴史背景を踏まえつつも、日本で日頃行っている調査の分析視点をうまく活用し、生活様式、嗜好性、ニーズなど様々な視点での分析結果を伝えました。そこからは、その国の人たちにとって、どういった商品を提供すれば喜んでもらえるのか、買ってもらえるのか、リサーチを通じて共に考えていくなど、リサーチャーの枠を超えて、私と接していただき、気が引き締まるとともに、心地よい達成感を覚えました。若手であっても、企業成長を担うパートナーとして、その意識とやりがいを感じる機会を与えてくれる、そんなDMIの魅力を存分に感じた案件になりました。

DMIの強みとは?

「裁量の範囲が広いこと」です。例えば、DMIが手がける調査は、ネットリサーチやデジタルリサーチなどのオンラインから、訪問インタビューやグループインタビューなどのオフライン、さらには先端のリサーチ技術にいたるまで、多岐にわたります。クライアントの課題に対してどんな調査方法を採用すべきか、それをリサーチャー自らが考えて提案し、最後の分析レポートまで、責任を持って並走するのがDMIのスタイル。そこでは、ただ受け身の調査ではなく、自らの裁量で示唆や次の一手を提案できることが、DMIの強みでもあり、競合他社との大きな違いだと感じています。

そうした時代に合わせた、リサーチの新たな潮流を自分に取り入れることができる背景には、DMIの2つの特徴があると思います。1つは、電通とタッグを組んでいることで、経営戦略を握る調査、新商品開発から発売後の広告効果測定まで、マーケティングプロセスの全領域に携われること。これで経験の幅はグンと広がります。2つ目は、最新のテクノロジーとワールドワイドなソリューションを展開するマクロミルとタッグを組んでいること。そうした強みを存分に活かせるDMIの裁量の広さを活かし、最適なソリューションを展開できるリサーチャーでありたいですね。

1日の流れ

  • 9:30 出社

    今日は、午後から報告会があるので、質問が出そうなポイントの事前の洗い出しや、逆に確認ポイントからの示唆を検討したり。報告に向けた事前準備には、いつも時間をかけています。

  • 12:00 ランチ

    報告会準備に時間をかけたかったので、出社がてら買ってきたランチを自席でサクッと。時間がある時は、誘い合って外に食べに行きます。

  • 13:00 事前ロールプレイング

    初めて調査内容を知る人や経営層が出席する報告会でもあるので、どこをポイントにして話すのか、時間配分も十分に考慮して、ロープレしながら最終確認を行います。

  • 15:00 報告会

    調査の報告結果をもとに、その場で深い議論がスタート。レポートの評価も高く、次の提案に繋がる新たな相談をいただくなど、今回は大成功でした!

  • 18:00 デスクワーク

    報告会で出た宿題や課題を整理し、次のステップのための社内打ち合わせを調整します。その後は、別案件の見積作成や調査票修正など、デスクワークを集中して行います。

  • 20:00 退社

    帰宅後や休日のなによりの楽しみは動画サイト。映画やお笑いを観てついつい夜更かししてしまうことも(笑)。特に映画は年に100本は観るほどの映画好き。

TEAM DMI で活躍するメンバーの声