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グローバルリサーチ(海外調査)

マルチカントリー(多国間)調査

グローバルで統一したKPI構築を
実現するリサーチ

最大23カ国自動車ブランド調査、10カ国の食品ブランド調査等、 19都市でのマナーに関する調査など、マルチカントリーの定点調査の実績が豊富です。
文化やレギュレーションの異なる国々においても、同一内容の調査を、同等の品質で実施可能なノウハウを蓄積していることは私たちの強みの一つです。

マルチカントリー調査とは

海外調査の中でも、複数の国を対象とした調査を「マルチカントリー調査」と言います。

海外へのビジネス進出・拡大は各企業で重要な課題となっており、複数の国で同じ課題を明らかにするニーズが増えております。同時期に同一内容の調査を、文化や背景が異なる国で同じ品質で実施する必要があるマルチカントリー調査では、当該国に対する理解と調査を円滑に企画実施するノウハウ・経験が必要となります。毎年数多くのマルチカントリー調査を実施している弊社は課題に対する適切なソリューションを提供可能です。

弊社のマルチカントリー調査の特長

特長1:データ品質を担保するための豊富なノウハウ

海外調査では、日本国内で実施するよりもデータ品質を担保することは難しく、特に複数カ国で同時に調査を実施するマルチカントリー調査では様々なノウハウが必要です。 弊社では、海外調査に起こりがちなトラブルに対し、以下のように対応し品質を担保しています。

1 対象者の調査リテラシーを考慮

トラブル
定量調査を実施したが、データの品質が悪い
解決
日本国内で定量調査を実施する場合には、自記式とすることが多いのですが、海外調査の場合には、国民性・調査リテラシー等の観点から、定量調査であっても、インタビュアーによる面接法で調査を行っています。

2 現地調査員への調査背景・実施方法の説明は時間をかけて丁寧に

トラブル
日本で調査をするときと同様の感覚で、現地の調査員に説明をしたが、うまく理解されず、間違った調査を実施されてしまった。
解決
弊社では、調査員のとりまとめをするフィールドマネージャーと調査員に調査の背景・実施方法が正しく伝わるよう、以下のように対応しております。

フィールドマネージャー:事前の電話会議及び原理で、調査の背景・実施方法を説明します。

調査員:フィールドマネージャーが調査員に実施する事前説明のロールプレーを実施し、調査員が確実に調査を実施できる状態であることを確認します。

3 調査実施中のクオリティ管理

トラブル
調査期間が長く、ずっと立ち会うことが難しいため、最初の数日間のみ現地で立会いをし、帰国。
納品されたデータを確認したところ、現地立会いをしたときの感覚とは異なるデータであった。
解決
フィールドマネージャー・スーパーバイザーによるインタビューの観察、電話での対象者への回答内容の確認等を実施し、インタビュアーが適切にインタビューを実施していることを担保します。

4 翻訳品質へのこだわり

トラブル
かっこいいを英語でCOOLと訳し、それをさらに現地語に翻訳をした際に、現地語で「冷たい」に翻訳されていた。
解決
適切な翻訳がなければ知りたいことを把握することは困難です。英語・中国語以外の言語に関しては翻訳したものを別の翻訳者によるチェック(バックトランスレーション・プルーフリード)をすることで翻訳違いを防いでいます。

5 正確かつ効率的に

トラブル
複数カ国のレポート作成を依頼したところ、納期までのスケジュールが想定以上に長く、欲しいタイミングでデータが得られなかった。
解決
同じフォーマットで複数カ国の報告書を作成することが多いマルチカントリー調査。弊社は23カ国でのブランド調査を始め、年間多くのマルチカントリー調査実施の経験があり、間違いなくスピーディにデータを処理し報告書を作成するノウハウを持っています。

特長2:最適な調査手法の提案

ターゲットへのアプローチ、その国の代表制、Web普及率等のインフラなどを考慮し、最適な調査手法を提案いたします。

マルチカントリー調査の事例

1調査あたりの最大実施カ国 28カ国、
年間取引案件数の約”半数”がマルチカントリー

CASE1:自動車ブランド調査

23カ国、複数手法混合の調査増加、33,500サンプルのデータの集計、報告書も全14,000ページを適切にマネージメント。分析に関しても次の打ち手がわかるような競合との強み・弱みを分析。

調査目的ブランドのKPI指標とともに競合に対する強み・弱みを確認し今後の戦略立案に役立てる
調査手法Web調査(先進国)及び訪問面接調査(新興国)
調査対象国日本、中国、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、フィリピン、インド、UAE、サウジアラビア、南アフリカ、ナイジェリア、カナダ、米国、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、英国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、トルコ
サンプル数33,500サンプル
設問数40問
費用1.9億

CASE2:食料品の利用実態/ブランド調査

各国での一般消費者における代表性のあるデータを取得、コーポレートブランドと商品ブランドの関連を解析。

調査目的コーポレートブランドイメージの取得、コーポレートブランドと商品ブランドの関連を解析
調査手法訪問面接
調査対象国タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブラジル
サンプル数1,200サンプル
設問数30問
費用3000万円

調査手法

定量調査

  • Web調査
    • 世界100カ国以上でWeb調査の実施が可能です。複数国にわたる調査の経験も豊富です。経験に基づく課題に最適な調査設計から結果の解釈までを提供します。
  • F2F調査(訪問面接調査・CLT)
    • インターネット普及率の低い新興国で一般消費者対象の調査等、 Web調査では回答者の偏りの懸念が大きい場合は訪問面接や会場調査を推奨しております。 こちらもアジアアセアンを中心に数多くの経験があります。

定性調査

  • FGI
    • 海外においても国内と同じようにグループインタビューの実施が可能です。経験豊富なスタッフが各種手配(モデレーター、速記、会場、同時通訳手配等)から現地事情に基づく分析までを実施。また、文化の違いを考慮した柔軟な対応で確実で高品質な結果をお届けいたします。

文献調査

各国のマクロデータ、企業の財務指標産業データ等、各種2次データの収集を実施、それをレポートとしてまとめ報告が可能です。

市場情報収集

世界60カ国以上の在外日本人ネットワーク「グローバルボイス」を通じ、コミュニケーション事例の収集~店頭で並んでいる製品まで多種多様な情報収集が可能です。

エキスパートヒアリング・BDMインタビュー

  • エキスパートヒアリング
    • 現地の文化や商習慣の違い等の把握のために有識者インタビューを実施することが可能です。
  • Business Decision Maker インタビュー
    • 企業の購買担当に購買プロセスや購入時の決め手に関するヒアリングが可能です。

マルチカントリー調査の料金例

お見積り例1:自動車ブランド調査

調査手法Web調査
調査対象国日本、中国、タイ、インドネシア、インド、米国、メキシコ、イギリス、ドイツ 計8カ国
サンプル数各500サンプル 
計4,000サンプル
設問数40問
費用1,100万円

お見積り例2:イベントスポンサーシップ効果測定

調査手法Web調査
調査対象国中国、韓国、タイ、オーストラリア、米国、ブラジル、イギリス 計7カ国
サンプル数中国、米国 各400サンプル
それ以外 各200サンプル
計1,800サンプル
設問数15問
費用500万円

マルチカントリー調査の流れとスケジュール

01
調査企画
まずはご要望をヒアリングし、課題を一緒に整理いたします。調査課題と調査実施国に応じて最適な調査方法をご提案いたします。
02
調査設計
(2週間:調査票作成1週間
+翻訳1週間)
調査票の設計を行い、各国ごとの言語に翻訳をします。
03
実査
調査を実施します。
04
集計
(1-3週間)
各国ごとのデータを統合し、集計します。
05
分析・ご報告
(3-8週間)
課題に対応した分析軸での分析、レポート作成を行い、ご納品いたします。ご要望に応じて、報告会も実施いたします。※ご報告までの期間は、実施内容・対象国数によって変動します。

 

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