多変量解析手法の1つで、多数の観測変数(質問項目)から特徴や志向性が近いものを潜在変数として1つにまとめ、観測変数と潜在変数の因果関係を把握する分析手法です。
多くの調査でブランドに対する印象やイメージ等の「意識」と、購入経験、購入意向等の「行動」を同時に聴取することがありますが、それらの因果関係を説明するのはなかなか難しいのではないでしょうか。
弊社ではその方法の1つとして、共分散構造分析を用い、生活者の「意識から行動」のプロセスを可視化するソリューションを提供しています。
既存顧客のロイヤリティの源泉と、その因果関係を階層構造(パス)で明らかにすることで新規顧客を獲得する、あるいは既存顧客の離脱を防ぐために打つべき施策を見つけだします。
以下の例では、ある店舗へのロイヤリティ指標(優先意向・推奨意向)へのパスを、「機能属性」→「提供価値」→「ブランドパワー」の3階層に分けて把握しています。また、最終目標であるロイヤリティを上げる施策として、いずれの要素が有効かを導き出すことが可能です。
「ある店舗の機能属性からロイヤリティまでのパス図」
RESEARCH SERVICEサービスを課題から探す
実態把握をしたい