グループインタビュー

私たちの特徴流れとスケジュールインタビュールーム・納品物料金・お見積もり事例よくある質問活用事例

顧客の本音を引き出すグループインタビューで
ビジネスの課題解決のヒント発見のお手伝いをします

グループインタビューは、4～6名の調査対象者を一同に集め、座談会形式でインタビューを行う調査手法です。
グループインタビューでは、モデレーターと呼ばれる司会者が調査対象者の方々に調査テーマに関する質問をしながら会話を進めていきます。

調査対象の内容について自由に発言をしてもらうことで、消費者の考えや本音を収集することができます。
グループで会話をするため、お互いの発言から刺激を受け活発に意見が出てきやすく、多くの意見を収集しやすいメリットがあります。

経験豊富なリサーチャーが貴社の課題解決に役立つグループインタビュー（GI/FGI）を実施します。

業界最大規模のアンケートパネルやネットワークを活用し、リクルート難易度の高い対象者にもインタビューが可能です。

グループインタビュー実施後のデブリーフィングによる課題の再発見や分析レポートによる、新たな示唆の提示も実施いたします。

グループインタビューに関するよくある悩みこんなお悩みはありませんか？

自社商品への不満点や改善希望点など消費者の本音を聞き出したい

競合他社の魅力や購入理由など、自社ユーザーからは聞けない意見をヒアリングしたい

新商品のコンセプトについて消費者の評価を得たい

以前インタビューした際はモデレーターが調査の意図を把握しきれておらず、有効な意見が集まらなかった

私たちのグループインタビュー調査の特徴

経験豊富なリサーチのプロによる一気通貫のサポート

様々な業界に精通した経験豊富なリサーチャーが「調査前の課題整理から設問設計」「データ分析」「レポーティング」まで一気通貫でご支援します。

電通との共同プロジェクトで培ったノウハウと豊富な実績

株式会社電通のマーケティングリサーチ会社として、様々な業界・課題に対して、年間300件以上のインタビュー調査の実績があります。

経験豊富なインタビュアー・モデレーター

インタビューの参加者から率直な意見を引き出すには、インタビュアーのスキルが大きく影響します。
参加者同士の議論を活性化させ、有意義なグループインタビューを行うために、様々なテーマに応じた経験豊富なインタビュアー・モデレーターが対応します。

調査に最適な対象者を選出

業界最大級のパネルを活用して、WEBにより条件に合う対象者を選定したり、機縁法も活用し、他社では集めることが難しい調査対象者の招集も可能です。

条件ごとに適切な方法で、調査に最適な対象者を選出いたします。

調査後のラップアップ（デブリーフィング）

ラップアップ・デブリーフィングとはインタビューを実施した後に関係者で実施するミーティングのことです。

インタビューの発言を整理することで、仮説の確認や新たな仮説を立案することができ、次の打ち手に繋げやすくなります。

グループインタビュー調査の流れとスケジュール

調査企画
5営業日～

調査の背景となる課題からグループインタビューで明らかにしたいことを整理します。

インタビューの事前準備
10営業日～

インタビューで聴取する内容と順番、時間配分を整理したインタビューフローを設計します。また、条件に合致するインタビュー対象者の選定（リクルーティング）と参加依頼を行います。

インタビュー実施
1営業日～

インタビューを実施します。

インタビューの実施後に、結果を振り返り次のアクションの方向性を決めるデブリーフィングも実施いたします。

報告書の作成
5営業日～

インタビューの発言録の作成から、調査結果から得られた示唆を記載したレポーティングの作成まで対応いたします。

ご要望に応じて報告会の実施も可能です。

インタビュールーム

自社専用のインタビュールームを2か所、フリースペースを1か所保有しており、あらゆるシチュエーションに対応します。

シンプルモダンなインタビュールーム（6名用）
26.81㎡のインタビュールームAは、6名用。ガラスの素材感とホワイトのコントラストが映えるモダンな空間です。モニターディスプレイのほか、商品再現棚をご用意しております。

木材のあたたかみを感じるインタビュールーム（6名用）
28.58㎡のインタビュールームBは、6名用。大きな白木の丸テーブルが優し気で快適な印象を与えるナチュラルモダンな空間です。モニターディスプレイのほか、商品再現棚をご用意しております。

レイアウト自由自在のフリースペース（～80名用）
セミナーやワークショップ、会場調査に最適！広々とした空間を自由にご利用いただけます。テーブルセット着席時は30名、イスのみご利用の際は最大80名の収容が可能です。

グループインタビュー調査の納品物

グループインタビュー調査終了した後は、次のような成果物を納品いたします。
ご希望に応じて、インタビュー時の録画データもお渡しします。

※画面クリックで拡大します。

発言録

インタビュー調査の参加者とモデレーター（司会）の発言を時間の流れに沿って記録したデータです。

レポート

対象者の発言をまとめて分析したレポートです。

グループインタビュー調査の料金・見積事例

実施テーマや対象者の条件、実施グループ数、1グループあたりの人数などで、価格が変動いたします。
詳しくはお問い合わせください。

見積事例1：既存商品の不満、改善点のヒアリング（オフライン実施）

対象エリア	1都3県（東京、千葉、埼玉、神奈川）
対象者条件	特定商品を週2回以上使用している20～30代男性
インタビュー人数（サンプル数）	6名×4グループ　計24人
実査時間	120分
納品形式	発言録、報告書（サマリーレポート）、インタビュー動画
弊社の対応内容	課題抽出/調査企画、スクリーニング、アンケート作成、対象者リクルート、参加者への謝礼、モデレータ/書記/ルーム受付等手配・諸準備、レポート作成
お見積金額	2,238,000円

見積事例2：自社商品の利用実態の把握（オフライン実施）

対象エリア	1都3県（東京、千葉、埼玉、神奈川）
対象者条件	自社商品を1年以上継続利用しているユーザー
インタビュー人数（サンプル数）	4名×4グループ　計16人
実査時間	120分
納品形式	発言録、報告書（サマリーレポート）、インタビュー動画
弊社の対応内容	課題抽出/調査企画、スクリーニング、アンケート作成、対象者リクルート、参加者への謝礼、モデレータ/書記等手配・諸準備、レポート作成
お見積金額	2,155,000円

見積事例3：新商品コンセプトの受容性評価（オンライン実施）

対象エリア	1都3県（東京、千葉、埼玉、神奈川）
対象者条件	美容・健康意識の高い20代女性
インタビュー人数（サンプル数）	4名×4グループ　計16人
実査時間	120分
納品形式	発言録、報告書（サマリーレポート）、インタビュー動画
弊社の対応内容	課題抽出/調査企画、スクリーニング、アンケート作成、対象者リクルート、参加者への謝礼、モデレータ/書記等手配・諸準備、レポート作成
お見積金額	1,705,000円

実施テーマや対象者の条件、実施グループ数、1グループあたりの人数などで、価格が変動いたします。
詳しくはお問い合わせください。

グループインタビューに関するよくあるご質問

グループインタビューのメリットは何ですか？

大きくは下記の4つのメリットがあります。

1.対象者同士の発言から活発な議論が起こりやすい
グループインタビューでは、対象者同士の発言に刺激を受け、グループダイナミクスが起こりやすく、デプスインタビューよりも幅広い多様な意見を収集することが可能です。

2.表情や話し方、身振りなど言語以外の情報を得られる
言葉のトーンや表情や身振り手振りなど言語外の情報を得ることで、調査対象者の本音や感情をよりリアルに把握することができます。

3.複数グループで実施することでグループ間の比較が可能
対象者の属性や嗜好性でグループを分けてグループインタビューを実施することで、グループ間でのアイデアや改善点などの相違を比較、検証することができます。

4.デプスインタビューと比較すると短時間で多くの意見を集められる
4～6名に対しインタビューをするため、デプスインタビューと比べ短時間で意見を取集できます。

グループインタビューのデメリット・注意点は何ですか？

大きくは下記の3点があります。

1.モデレーターのスキルにより発言内容などに差が生じる
議論が活性化するかは、モデレーターの技量に依存することがあります。
対象者から調査テーマに沿った有益な情報を引き出せるスキルや経験があるモデレーターを選定することが大切です。

2.統計的なデータは得られにくい
インタビューで得られる意見は対象者の一意見に留まるため、統計的な情報を得ることは難しいです。
インタビューで得られた意見と市場全体の傾向との差を確認するには定量調査と組み合わせることをおすすめします。

3.幅広い意見が聞ける反面、一つの意見を深堀りすることは難しい
グループインタビューでは多くの意見を聞ける反面、気になる一つの意見を深堀りして聞くことは難しいです。
意見を深堀り深層心理を追求することを目的とする場合、デプスインタビューの実施をおすすめします。

対象者の条件を細かく設定してすることは可能性でしょうか？

対象者を集めるリクルーティングでは、WEBで条件に合う対象者を選定することも可能です。

また機縁法で集めることも可能です。条件ごとに適切な方法をご提案いたしますので、対象者の条件や選定でお悩みの場合もまずはご相談ください。

インタビューの実施時間を教えてください

1回のインタビュー時間は平均120～150分程度です。評価物が多い、ワークがある際は180分を超える場合もあります。

相談してから報告書の納品までにどのくらいの期間が必要ですか？

ご相談内容にもよりますが、1カ月半ほどお時間をいただいております。

実施テーマや対象者の条件、実施グループ数、1グループあたりの人数などで変動しますので、具体的な期間については弊社にご相談ください。

特定の業界に特化したモデレーターを選定してほしい

ご要望をお伺いし、弊社のモデレーターの中から最適なモデレーターを選定いたします。まずはご相談ください。

専用のインタビュールーム以外でインタビューを実施できますか？

別途会場費が発生しますが、実施可能です。

グループインタビューの活用事例

グループインタビューはマーケティングにおける様々な場面で活用されます。

仮説の洗い出しや確からしさの検証

課題はあるがその原因がはっきりしない、仮説は何となくあるが合っているか自信がない、という場面でグループインタビューは効果を発揮します。
複数人から意見をもらうことで、原因の当たりをつけたり仮説をよりブラッシュアップさせることが可能です。

既存商品の改善点抽出、使用実態の把握

現ユーザーに使用目的や使用方法、不満点などを深堀することで、既存商品の課題を洗い出すことができます。
また、異なる属性のユーザーを別グループにして発言内容を比較して、属性ごとの課題を明らかにすることも可能です。

新商品や試作品に対する反応の確認

これから発売する新商品や新規サービスのアイディアなどが市場で受け入れられるかを確認したい場合、グループインタビューは有効です。
試作品を提示したときの素直な反応や印象を理由とともに確認できます。
また、ターゲットとなる属性の方を集めることで、ターゲット層のニーズと合っているかを確認することができます。