“優れたインサイトの提供を通じて統合マーケティングを
支援・伴走し、社会全体の成長に貢献してゆきます。”
代表取締役社長
眞鍋 尚行
テクノロジーの進展により、様々なモノ・サービスが圧倒的なスピードでデジタル化を遂げています。さらにAIの進化も加わり社会のデジタル化が今後も加速度的に進むなか、膨大な種類のデータを適切にキュレーション※するスキルが企業のマーケティング力の差を分かつ要素として重要となるでしょう。
※情報を収集、整理、要約、公開(共有)すること。
但し、誤解を恐れずに言えば、行動がログとして計測されただけのデータは、あくまで結果のデータでしかありません。行動データから類推される人のニーズは、別の誰かのアプローチによって表出したものであり、計測されている時点で既にある程度充足されていることになります。
それゆえに、企業が新しい価値を創出するためには、インサイトが必要です。インサイトとは「その人自身も気づいていない真実に対し、行動の変化を促す新たな気づきを与えるもの」。
日々生み出される多彩なデータをキュレーションし、世の中を観察し、人の声に耳を傾け、更新した仮説をもとにさらに深くデータを分析する。特定の情報に偏重せず、あらゆる情報をインタラクティブに活用して作られるインサイトこそが、デジタルとリアルに垣根のない現代の統合マーケティングにおいて、最も重要な軸となると私たちは確信しています。
電通マクロミルインサイトは、オンラインリサーチのリーディングカンパニーであるマクロミルのデータ・テクノロジーと1967年創業の電通リサーチのマーケティングノウハウが融合された、マクロミルと電通グループの合弁会社です。両社の強みを活かし、優れたインサイトの提供を通じてクライアントの統合マーケティングを支援・伴走し、社会全体の成長に貢献してゆきます。
“その選択に、確信とワクワクを”
世の中の問いと顧客の想いに、粘り強く向き合い、
納得のいく解と思いがけない気づきに導くことで、
日々顧客が対峙する選択に、確信とワクワクをもたらす
私たち電通マクロミルインサイト(DMI)の最大の財産は「人」であり、個々が知恵を絞り、多種多様な「世の中の問い」と、
ビジネスに対する熱量・不安や疑問といった「顧客の想い」という明確な答えがないものの間に立って、それぞれに向き合っています。
VUCA(※)といわれるように世の中の先行きがなかなか見通せないこの時代。
生活者の意識の奥底にある喜びや悩みなどの価値観の変化と、クライアントが成し遂げたい仕事に込めた想いに応えていくためには、
WEBアンケート、グループインタビューをはじめ、SNS分析、ログ解析、デスクリサーチ、ワークショップなど手法を問わず、
時にはまだ行ったことのないアプローチにも挑戦しなければいけません。
既存のやり方や価値観にとらわれず、自らの探究心や好奇心を持って「粘り強く向き合う」姿勢こそ
DMIが価値を生むための源泉・原動力だと捉えています。
※VUCA:Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語で、
社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のこと
その姿勢を基に説得力の高い「解」となる提案やアウトプットを生み出すことはもちろん
辿り着いた「納得のいく解」にも“この正解だけではないもう一つの答えがあるのではないか”と、粘り強く向き合います。
1回きりの結果だけで解釈を終わらせるのではなく、「そもそも」「改めて俯瞰してみると」「違う視点/切り口で見ると」「別のデータでは」など
多次元で結果を捉え直していくことで、当初は想定していなかった気づきや発見を生み出します。
私たちが関わることで、『納得のいく解』と『思いがけない気づき』まで導くこと。
それが、DMIが提供し続けていくものです。
私たちは日本や世界を良い方向に動かそうとする企業の一員として
“次にどのような選択をするべきか”
という非常に重い責任を担っている方々に向き合っています。
その方々は、小さな選択から、大きな会社の意思決定まで日々重要な選択を迫られています。
そのような方々が対峙する選択に対して、“次に何をすればいいのか”についてDMIも一緒に対峙する、
その時間・場面こそが、私たちが最も力を発揮している場所になります。
クライアントの対峙する選択に対し“安心・自信を超えた確信”を与える
そこに“辿り着くまでの高揚感や楽しさ”を加える
その選択から“何か良いことが始まる予感と期待感”で満ちた「ワクワク」をもたらす
“その選択に、確信とワクワクを”
この言葉を私たちの存在価値として
これからもマーケティングリサーチサービスを軸に、社会をより良くしようとする想いに関わり続けます。