この資料でこんな事がわかります
2024年12月に、帝国データバンクによる24年中の食品値上げ動向と2025年の見通しが公表されました1)。
それによれば、24年中に値上げされた食品は累計1万品目超だったものの、23年比では品目数は6割減にとどまりました。しかし、2025年1月から4月までに値上げが決定している飲食料品はすでに6千品目超と24年の同時期比で6割増であり、物価上昇ラッシュは常態化の兆しを見せています。
今後も、生活者にとっては消費にどうメリハリをつけるか、事業者にとっては価格戦略をどうするか判断が難しい状況が続くと思われます。
そこで電通マクロミルインサイトでは、「物価変動に対する世の中の捉え方、家計の見直しに関する兆し」を観測する調査を実施しました。
本レポートでは、生活者の物価変動に対する意識、商品・サービスの利用・購買実態を
年代やライフステージだけでなく、幸福度といったWell-beingの側面からも比較し、
生活者の物価・消費に対する意識実態を報告します。
1) 帝国データバンク「定期調査:「食品主要195社」価格改定動向調査―2024年通年/2025年見通し」https://www.tdb.co.jp/report/industry/tdb_neage241226/(2025年1月29日閲覧)