こちらでは、弊社が提供する「生活者理解を起点とした戦略的プログラム」の中から、
2nd Step《未来予測の確度を上げる》定量アプローチの事例として、
「トレンドポジション検証」調査をご紹介します。
生活者理解を起点としたプログラムステップ全体について詳しくはこちら
生活者全体で見ると、ワークライフ関連(「70歳定年」「リモートワーク」「リスキリング」「シニア職」等)、危機管理関連(「国産化」「情報リテラシー」)、デジタルライフ関連(「OMO」「スマートハウス」等) の項目は、すでに自分ごと化している「関与」や、浸透が予測される「トレンド」(高めたい、高まりそう)として認識されていることが判明。
また中でも、「週休3日制」や「自給自足」は、20代~40代までがおしなべて、「高めたい」という欲求を持つ「関心」事項。高感度層では既に「トレンド」 (高めたい、高まりそう)に位置付けられる。
生活者目線で見る、
2023年~2025年を見据えた8つのトピック
トレンドポジション判定と自由回答の内容から、次なる消費の牽引層(Z世代、高感度層)が描く、ちょっと先の未来のトピックはこちら。
40代以下ではおしなべて関心が高い「週休3日制」 。
「しっかりと心も体も休めることが生産性向上への道であるという意識が高まってきている」「 1日あたりの仕事の濃度を高めれば、週休3日でも問題なく回ると感じている」 「AIで可能なところはまかせ、人間が働く時間を短縮し、仕事とプライベートの両立を図り、精神的にゆとりある生活を」… 。
自分の「働き方」を再定義することで、仕事の充実も心身の健康の充実もマネジメント。ワークとライフの両方に価値を置く「ワーク・アズ・ライフ」への期待が見受けられる。
パンデミックや環境問題への意識の高まり、リモートワークの浸透などを背景に、会社を起点とした生活圏から、自宅を起点とした生活圏へ。
もともと「絆・つながりを大事にする」意識が高い、若い世代では、地元でのご近所づきあいが復活しているとする人が約3割にのぼる。
今後、さまざまな立場の関係者が集い、多くの人の目や手を活用した、「見守り」「子ども育て」など、新しいホームアラウンド・コモンズ(共助)のスタイルをつくることが予想される。
「推し」活は心の活力、とする人は約4割。特に20代では6割近く(20代男性に限ると63%)、30代でも5割弱と、徐々に一般化しつつある。
「メタバース空間でのコミュニケーションの機会が今後増えていく」と予測する若者層。特有の没入感が、自己表現や多様性への共感、こだわりつながりや推しの買いものなどがもたらす、心の活力に火をつけてくれることを期待する様が伺える。
調査時期 | 2022年6月28日(火)~6月30日(木) |
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調査対象者 | 全国の20代~60代男女 1,000ss |
調査手法 | インターネット調査 |
調査実施機関 | 電通マクロミルインサイト |
「生活者理解を起点とした戦略策定プログラム」と、
トレンドポジション検証「ありたい、ちょっと先の未来」調査結果の詳細は、
こちらからダウンロードできます。