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マーケティングリサーチコラム

マーケティングリサーチの電通マクロミルインサイト TOP マーケティングリサーチコラム 3C分析とは?顧客・競合・自社を見極める戦略フレームワークの活用法

3C分析とは?顧客・競合・自社を見極める戦略フレームワークの活用法

掲載日:2024年11月15日
更新日:2026年1月30日

3C分析とは

「3C分析とは」、マーケティング戦略や経営戦略を立てる際に用いられるフレームワークの一つで、Customer(市場/顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の3つの要素を分析します。
3C分析では、顧客・市場、競合、自社にフォーカスして、事業の成功要因やマーケティング戦略の方向性を探っていくのが特徴です。
外部環境の市場と競合の分析から成功要因に関するヒントを得て、自社の戦略と合わせていくことを目的としています。
市場の現状と自社・競合がおかれている現状を客観的事実から俯瞰するシンプルで使いやすいフレームです。

• Customer(顧客):
ターゲットとなる顧客層のニーズや行動、購買動機などを分析します。これにより、顧客が求めている価値を明確にし、ターゲティングや市場セグメントの特定が可能になります。

• Competitor(競合):
競合他社の強み・弱み、戦略、シェアなどを把握し、参考にすべき成功要因や条件、今後の見通しなどを検討します。

• Company(自社):
自社の強みやリソース、課題を確認し、競合や顧客ニーズに対して自社がどう対応できるかを評価します。

このように、外部環境(顧客と競合)と内部環境(自社)をバランスよく把握し、適切なビジネス戦略を策定するために活用します。

3C分析のステップ

3C分析は次のようなプロセスで進めていきます。

Customer(顧客)の分析項目

Customerについては、大きく「市場」というマクロ視点と、「顧客」というミクロ視点どちらからも分析することが重要です。

マクロ視点の「市場」 ミクロ視点の「顧客」
・売上や、人口による市場規模
・市場の構成比
・市場の成長率・主な参入事業者
・ニーズ、価値観、トレンド
・カスタマージャーニー(認知、情報収集、重視点、購買プロセス、決定要因)

マクロ視点の「市場」分析方法

分析方法としては、有識者による業界ヒアリングを行ったり、デスクリサーチなどで市場動向情報を収集する方法があります。

ミクロ視点の「顧客」分析方法

顧客の分析方法としては、顧客に対してインターネットでアンケート調査を実施したり、グループインタビューデプスインタビューなどのインタビュー調査を実施する方法があります。

競合の分析

顧客の分析の次は、競合分析のステップです。

競合の分析項目

競合分析では主に次のような項目を分析します。

・競合商品・サービスの特性、特徴
・競合商品のマーケティング戦略
・競合商品のポジショニングやシェア
・技術力や開発力
・顧客評価、口コミ

これらの分析項目を通じて、競合企業の動向や戦略を深く理解し、競争優位性を高めるための施策を策定します。

競合分析の方法

顧客が競合商品・サービスに抱いているイメージや、評価や満足度などの収集には、インターネットリサーチが適しています。
また、競合企業について既に調査会社にて調査されているイメージ調査やSNS、ニュース記事、ブログ、レビューサイトなど、オンライン上で公開されている情報はデスクリサーチでも収集可能です。

他にも、アクセスが難しい一次情報や社外の知見、競合情報を得るためにエキスパートインタビューも有効です。
ただし当社の場合、競業避止義務違反に抵触する内容や、秘匿情報に関するインタビューはできかねます。

Company(自社)の分析

市場/顧客、競合という外的要因の分析の次は、内的要因の自社分析を行います。

自社分析の項目

自社について分析すべきは例えば下記のような項目です。

・自社の強み、弱み
・商品の特徴
・財務状況
・人材
・ブランドポジショニング
・自社の経営理念やパーパス

自社分析の方法

顧客、競合の分析も容易ではありませんが、自社を客観的に分析するのもまた難しい一面があります。自社の実態を的確に捉えるためのKPI設定などのお手伝いも可能です。

3C分析を実施する際のポイント

3C分析を実施する際のポイントは、顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つの要素をバランスよく、かつ具体的に分析することです。
それぞれの要素がどのように相互作用し、ビジネス戦略に影響を与えるのかを理解するためには、以下のポイントに注意して進めることが重要です。

1. 目的を明確にする

まず、3C分析を実施する目的を明確にします。

市場参入、新製品開発、競争力強化など、具体的なビジネス目標を設定することで、分析結果が戦略に直結しやすくなります。

2. データ収集の精度と信頼性を確保する

顧客、競合、自社の各要素に関するデータを収集する際、できるだけ信頼性の高い情報源からのデータを活用します。市場調査レポート、顧客アンケート、業界分析、競合の財務情報など、多角的な情報を集めることが重要です。
既にある情報収集ならデスクリサーチも有効です。

 特に、顧客の行動やニーズを把握する際には、定量・定性データも活用することが、より深い理解につながります。インターネットリサーチを活用したり、インタビュー調査を実施することが必要になる場合もあります。

3. 3つの要素を総合的に関連づけて分析する

顧客、競合、自社の各要素がどのように相互作用しているかを考慮し、戦略を立案します。

例えば、競合の動向が顧客のニーズにどのように影響を与え、それに対して自社がどのような行動を取るべきかを考えることが重要です。
単一の要素だけに注目するのではなく、3つの要素が互いにどのように関連しているかを総合的に分析することで、実行可能で効果的な戦略を策定する必要があります。

4 現状の分析だけでなく、未来を見据えた視点を持つ

3C分析は、現状を把握するだけでなく、将来の市場の変化やトレンドを見据えた分析が求められます。

顧客のニーズの進化や競合の技術革新、社会や経済の変化に対応できる戦略を考えるために、ツールなどを用いて未来やトレンドの予測を含めていくことが重要です。

また、定期的に3C分析を見直し、状況に応じた柔軟な対応を取ることが重要です。

BtoBは6C分析を活用する

法人営業(BtoB)のビジネスに従事している場合は、通常の3Cに「顧客の先の3C」を加えた6C分析を取り入れることが非常に有効です。自社の顧客である企業もまた、その先の市場や競合との戦いの中にいます。顧客の先にいるエンドユーザーのニーズや、顧客が直面している競合状況までを分析することで、顧客自身も気づいていないような深い課題に対する解決策を提示できるようになります。

徹底して客観的な視点を保つ

分析を進める際は、自社を贔屓目(ひいきめ)に見ることなく、冷徹なまでに客観的な視点を貫く必要があります。自社の強みだと思っていることが、顧客から見ればそれほど魅力ではなかったり、実は競合の方がより高いレベルで実現していたりすることは珍しくありません。
自分たちの願望や都合を一旦横に置き、市場レポートや外部調査の結果を真摯に受け止める姿勢こそが、負けない戦略を作るための第一歩となります。

3C分析のためのマーケティングリサーチなら電通マクロミルインサイトにご相談ください

3C分析を効果的に実施するには、顧客、競合、自社の情報をバランスよく収集し、各要素がどのように相互作用しているかを理解することがポイントです。
現状の課題やチャンスを明確にし、具体的で実行可能な戦略を策定するために、客観的で未来志向の視点を持ちながら進めていくために、市場・顧客のニーズを探ったり、未来予測を取り入れた分析をお考えなら、電通マクロミルインサイトにご相談ください

マーケティングのお悩み、リサーチのプロにご相談ください

執筆者|株式会社電通マクロミルインサイト 経営企画 マーケティングプロジェクト 編集チーム
ホームページコンテンツの企画、監修、執筆を担当。
マーケティングリサーチのセミナーや自主調査企画も実施。

 

監修|芦沢広直 株式会社電通マクロミルインサイト シニアリサーチスペシャリスト
旧:電通リサーチ(現:電通マクロミルインサイト)に入社後、マーケティングリサーチャーとしてメーカー・サービス会社・官公庁・媒体社のマーケティング戦略に関わる調査に従事。㈱マクロミルネットリサーチ総合研究所研究員を経て現職。消費者意識の変化、ニーズの発掘とブランド価値の設定、コミュニケーション戦略の検証プロジェクト実績多数。

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